ウソのサインが顔に出ることは少ない
相手のウソを見抜くには、まず話し方に注意します。
話の内容が明らかにおかしければ、誰でもウソとわかりますし、
ウソをついている場合は、どこかしら話し方に不自然なところがあるものです。
それが感じられないときは、他の部分で判断するしかありません。
心理学の研究によると、言葉を別にすると、
人のコミュニケーション能力は顔、手、足の順ですぐれているとされています。
人の感情や意思は、表現にいちばん現れやすいといわれます。
これは普段のコミュニケーションのことを考えても、納得できるのではないでしょうか。
しかし、ウソのサインが出やすいのはその逆で足、手、顔の順番になります。
これはウソをつく人の心理を考えれば理解できます。
ウソをつく人は、ウソがばれないように、
ポーカーフェイスを装います。
手の動きのも気をつけようとするでしょう。
しかし、足の動きまでは気が回らず、
つい正直な気持ちが出てしまうのです。
手を隠そうとする。
手で顔に触れる。
足の動きが増える。
このように、表情よりもしぐさに注意したほうが、相手のウソのサインが見つかりやすいのです。
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